催眠術にかかりやすい人とかかりにくい人
2020/09/25 13:57:45|コメント:0件
「満員の東京ドームの真ん中で自己紹介してください」
普段から人前で話すような仕事をしてる人でもなければ、10人いてたら10人が緊張してしまうんとちゃうかな?
緊張してしまう理由は、たくさんの人に見られてる
失敗したら恥ずかしい
って頭の中で考えてしまうから。
同じ東京ドームの真ん中でも、壁に囲まれた密室空間を作って、外の様子がわかれへん状態やったら。
目隠しで連れてこられて、何も聞かされてなかったら緊張なんかせぇへん。
つまり、この緊張っていう現象だって『頭の中で考えたことが体に現れる』っていう意味では、暗示の一種やと言えるんや。
ってことは、10人おったら10人に暗示が入るって言い換えても間違いではない。
ここまで話してみたら、あら不思議!
「被暗示性」の話と食い違いが出てきたのがわかってもらえると思う。
「被暗示性」の正体
催眠術師の皆さんのおっしゃる通り、催眠術にかかりやすいかどうかっていう部分に個人差があるのは間違いない。
けど、それはあくまでも、「今から催眠術をかけます」
って言って、典型的な催眠術をかけようとした場合の話や。
つまり、「被暗示性」が高い人って言うのは、素直に人の話を聞いて、その内容を素早く、リアルにイメージできる想像力を持った頭の回転の速い人やと言い換えて差支えあれへん。